NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

4月20日(日)森ヶ崎貝殻プロジェクト2014

皆さま
時おり日の差した20日の日曜日に
森ヶ崎水再生センター屋上営巣地下段コンクリートガラ区画に
富津市水産加工業協同組合様から格安にてご提供いただきました
バカ貝の貝殻およそ1,000袋を撒いて来ました



800袋をお願いしていましたが
富津市水産加工業協同組合I様のご厚意で用意されていた
バカ貝の貝殻は2,000袋以上ありました
好きなだけお持ち下さいということで
鹿島建設株式会社様、五洋建設株式会社様にご用意していただきました
大型トラック2台に積めるだけ積み込みました




2台の大型トラックに満載の貝殻をバックに
お手伝いいただきました五洋建設株式会社千葉支店の皆さまと



東京湾アクアラインを経由して一路森ヶ崎へ



アメリカ大統領来日に向けた特別警戒もありましたが
予定通りお昼に森ヶ崎に到着



午後からは
鹿島建設株式会社の皆さま 五洋建設株式会社の皆さまにお集まりいただき
屋上営巣地で、コアジサシのことリトルターン・プロジェクトの活動経緯などをお話しし
今回の貝殻撒きの意味、作業手順等をご説明したうえで作業を行っていただきました



大型トラックから軽トラックに積み替えて



交通整理をしながら屋上営巣地に荷揚げ運搬して



下段営巣地内にストック



そこから一輪車とリヤカーを利用してコンクリートガラ指定区画内に
1区画10袋づつ間配りしました




配り終わった所から袋を開けて貝殻を撒いて行きました




黒ずみ始めていたコンクリートガラが貝殻できれいにお化粧されていくようでした



予定していました数量よりも多くご提供いただきましたので
予備区画まで貝殻を撒くことが出来ました



貝殻を撒き終わったコンクリートガラ区画は見違えるほどきれいに変身していました
貝殻の色は太陽の光で日増しに白くなっていき
コアジサシが営巣する頃には白く輝いていることと思っています



作業終了後に
ご協力いただきました皆さまと
写真を取る時の合言葉は
「コ・ア・ジ・サ・シィ‐」



終礼をして
森ヶ崎貝殻プロジェクト2014は幕を閉じました
貝殻をご提供いただきました富津市水産加工業協同組合
作業にご協力いただきました
鹿島建設株式会社の皆さま 五洋建設株式会社の皆さま
誠にありがとうございました
皆さまのおかげをもちまして
下段コンクリートガラ区画が白くよみがえり
今年は多くのコアジサシがやって来るのではと胸が高鳴っています
ご協力に感謝いたします
保護整備部会