NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

5/24の営巣地の状況

スタッフ少人数で営巣調査を行いました。

コアジサシ成鳥の数>
約40羽

コアジサシの巣>
既存:0巣/新規:7巣
合計:7巣
1/2区画調査で7巣なので、全体の見積もりでは14巣。
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ペア?で地面に降りるコアジサシ(左の個体は尾が長いのでたぶんオス)

 

コチドリの巣>
既存:1巣/新規:1巣

 

コアジサシは少しずつ増えてきているようですが、
カラスが時々侵入して卵を持ち去る様子も観察されました。。。

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(保護整備部会サブリーダー撮影)

 

先週スタッフが見つけた羽田空港内の営巣地は、

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何かあったのか、静かで何も飛んでいません。
いや、2羽だけ飛んでいました。チョウゲンボウが。。。

コアジサシにはよくあることですが、このように、突然、営巣地がダメになってしまった時のためにも、近くに営巣地の候補地があるとそこに移動して再び営巣します。もちろん同じ場所で再び営巣することもあります。

きっと羽田のコアジサシの何羽かは、森ヶ崎に引っ越してきているのではないでしょうか。

 

調査研究部会リーダー

営巣地の状況(5月19日)、羽田空港内にも新営巣地か?

5月19日(火)、小雨が降る天候のなか、スタッフ5名で営巣地の状況を観察しました。
営巣地にはコアジサシ約20羽が時々飛来し、その一部が着陸し求愛給餌していました。
しかし抱卵行動する個体は全く見られず、先週と比べてさほどの進展が見られなかったです。
 
この日の特筆すべきは、羽田空港内の土砂を積み上げた台地で、コアジサシが営巣している(らしい)のがわかったことです。森ケ崎の鼻干潟を隔てた対岸で、距離が遠くて望遠鏡を使ってもはっきりとは見えません。求愛給餌や巣穴堀りなどをする個体がおよそ100羽弱くらいはいるようです。
この台地は今春からの新航空路の下に位置しているので、本来ならばバードストライク対策がなされたのでしょう。でも、緊急事態での大幅な減便で放置されているらしく、コアジサシの絶好の営巣場所になってしまったようです。森ケ崎営巣地で活動する私たちLTPには悔しい気持ちもありますが、この場所でも繁殖に成功できるならば、コアジサシにとっては良いことですので、今後も見守って行きたいと思います!

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最も高い台地より一段下の平坦部分に営巣しているようです。

 

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写真が不鮮明ですが、飛んでるのは全てコアジサシです。

 

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かなりにぎわっています。

 

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森ケ崎営巣地ではシロチドリのオス(左)とメス(右)が見られました。

[ こあじ写師 ]


5月17日(日)コアジサシ初卵確認しました


皆様

少人数のスタッフで、森ヶ崎水再生センター屋上営巣地調査活動を行いました。

繁殖行動に影響を与えない様に細心の注意をはらって調査活動と記録写真を撮影しています。

 調査の結果、コアジサシ1巣1卵、コチドリ1巣4卵、シロチドリ1巣2卵を確認しました。

 

コアジサシ

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コアジサシ 初卵確認

 コチドリ

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コチドリ4卵

シロチドリ

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シロチドリ2卵

百貫鰺刺

営巣地の状況(5月12日)

5月12日(火)、スタッフ4名で営巣地の状況を観察・撮影しました。
営巣地には最多で約20羽のコアジサシが入れ替わり立ち替わり飛来し、それらのうち10羽ほどが着陸しました。
営巣する場所を探したり、求愛給餌をしたり、なかなか良い雰囲気になっていましたが、産卵はまだのようです。
ハシボソガラス2羽とハシブトガラス2羽を営巣地内で見かけました。
森ケ崎の鼻干潟では干潮時に約90羽のコアジサシが休息や採餌をしていましたが、潮が満ちるとその多くが何処かへ姿を消しました。
 

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デコイの近くに3羽が着陸しました。

 

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営巣場所を探すペア。オス(左)はここに巣を造ろうとしていますが、メス(右)は少し迷っています。

 

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右脚にアルミの標識リングを付けた個体もいました。

 

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満潮となった夕方には、旅の途中のキョウジョシギ約45羽が飛来し、ねぐらにしていました。

 

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森ケ崎の鼻干潟では約90羽のコアジサシが休息や採餌をしていました。(写真に写ってるのは約30羽)

 

[ こあじ写師 ]





他地域のコアジサシ情報

2025年に万博が予定されている大阪府大阪市此花区にある人工島「夢洲

夢洲の自然環境保全活動を続けられている

公益社団法人大阪自然環境保全協会

様が、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)建設予定地で、絶滅危惧種に指定されている海鳥・コアジサシの繁殖行動を確認し大阪市に対し

環境省 コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針

に基づき「夢洲コアジサシ繁殖地の保全・配慮に関する要望書」を提出されました。

毎日新聞に関連記事が掲載されました。

mainichi.jp

詳細につきましてはリンク先をご覧ください。

NPO法人リトルターン・プロジェクト

森ヶ崎水再生センター屋上営巣地にコアジサシが降りました!

 4月29日 昭和の日を、NPO法人リトルターン・プロジェクトではデコイ記念日とし、毎年恒例行事となっている森ヶ崎水再生センター屋上営巣地でのコアジサシのデコイ設置作業を行って来ましたが、今年はコロナウイルスの感染拡大を防ぐために、残念ながら多くの皆さまにお集まりいただいての設置作業を行うことが出来ませんでした。
 デコイを設置しないとコアジサシが来ないんじゃないのか?とご心配の方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
少数のスタッフで森ヶ崎屋上営巣地に入りデコイを設置しました。

そしてコアジサシの誘致音声放送を始めると、やがてコアジサシがデコイのすぐそばにに降りてくれました。うれしいですね!

屋上営巣地に初めて降りる時にはデコイのすぐ近くのことが多いです。

やっぱり仲間がいると思ってくれているようです。

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Phto by M.hashimoto

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Phto by M.Hashimoto

コロナに負けるな!頑張れコアジサシ!!

NPO法人リトルターン・プロジェクト
保護整備部会

営巣地の状況(5月3日)

5月3日(日)、公共交通機関を使わずに来られるスタッフ 7名で、営巣地の状況を調べました。
営巣地には最多で14羽のコアジサシが飛来し、そのうち2羽がほんの一瞬だけ着陸しました。
営巣・産卵はまだのようでした。
森ケ崎の鼻干潟には約30羽のコアジサシが休息や採餌をしていました。

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小魚をくわえた♂︎が求愛飛翔していました。

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営巣地上空を飛翔するペア、 ♀︎(右下)が着陸したがっているようでした。

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ハシボソガラス4羽が営巣地に侵入し、コチドリの巣を探っていました。

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営巣地にはこんなお客様が5羽来ていました。渡りの途中で休息しているメダイチドリです。

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森ケ崎の鼻干潟に潮が満ちて来て、わずかに残された砂州コアジサシたちが休息していました。

[ こあじ写師 ]