NPO法人リトルターン・プロジェクトでは、毎年4月29日昭和の日に森ヶ崎水再生センター屋上コアジサシ営巣地にコアジサシ誘致のためにコアジサシのデコイを並べています。
昨日の4月29日(土)に多くのボランティアの皆さまにお集まりいただきデコイ設置作業を行って来ました。
受付を行い、参加者が全員そろったところで、スロープを上がり屋上営巣地に
人工の屋上営巣地をご覧いただきながら、ご参加の皆さまに簡単にご説明
屋上にあるトイレのご案内をして、倉庫からデコイを出して運搬準備
いつも大変お世話になっている日本バードカービング協会会長の内山春雄先生由来のコアジサシのデコイについてご説明
予定していた作業区画近くにシロチドリの営巣が確認されたため、今年は大きく5か所、10区画にコアジサシのデコイ約700体を5つのグループに分かれて設置作業を行いました。
ご参加の多くのボランティアの皆さまのおかげで、今年もコアジサシのデコイを森ヶ崎水再生センター屋上コアジサシ営巣地に並べることが出来ました。
ご参加の皆さまと記念撮影させていただきました。
ご参加の皆さまに今日のご参加記念にリトルターン・プロジェクトオリジナル絵葉書を配り、資料配布や記念グッズの頒布を行って無事に作業を終了しました。
ご参加ご協力いただきましたボランティアの皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
多くの方からリトルターン・プロジェクトへ暖かいご寄付を賜りました。誠にありがとうございました。
今後もNPO法人リトルターン・プロジェクトへご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
当日森ヶ崎屋上で見られた鳥など
ご参加いただいた一部の方にはご覧いただきましたが、3羽のシロチドリのヒナが元気に屋上営巣地を走り回っていました。
ムナグロ2羽が屋上営巣地で羽を休めていました。
屋上営巣地内に早くもチョウゲンボウが侵入し狩りをしているようでした。冬の間は下段営巣地で虫を獲っていたようですが、繁殖シーズンが始まり狙っているのは森ヶ崎屋上で繁殖している鳥たちに変わって来たようです。シロチドリのヒナが無事に生き延びられることを祈っています。
写真は撮りませんでしたが、このほかにカルガモ、コチドリ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、イワツバメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワを見ることが出来ました。
NPO法人リトルターン・プロジェクト
保護整備部会リーダー