6/30(日)の営巣調査では、コアジサシ39巣(既存16巣・新規23巣)が確認されました。コアジサシのヒナは孵化後まもなく歩き出して、物陰に隠れてしまうことが多いため正確な数は把握できませんが、およそ14羽のさまざまな大きさのヒナが観察されました。また、同日の夕方には約80メートルの初飛行をした幼鳥も見られました。飛べるまで育った幼鳥が森ヶ崎営巣地で確認されたのは、2009年以来の4年ぶりのことです。
幼鳥(右側)は親鳥(左側)と大きさはほぼ同じですが、頭や背にまだら模様が残っています。親鳥が小魚の餌で誘ったりして、飛行訓練中です。
すっかり生え揃った翼を大きくはばたいて、親鳥に餌をねだっています。日没後だったため写真は撮れませんでしたが、この直後におよそ80mの大飛行に成功しました。
<こあじ写師>