NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

調査報告(09/06/14)

昨日の調査報告をします。


2009/06/14 10:40ー16:00 / くもり / 調査参加者 9人

新規営巣
 砂利部:63巣・94卵 / コンクリ部:50巣・73卵
 合計:113巣・167卵

現在の総計:171巣・273卵


昨日は予想以上に新しい営巣を見つけることができたため、長時間の調査となりました。
調査に参加して下さったみなさま、本当にお疲れさまです。でも、嬉しい疲れですね!



砂利部ではやはり貝殻を敷いたところが人気のようです。
貝殻の上にそのまま卵を産む横着者もいました。

調査中カラスの声は聞こえたものの、姿を見ることはありませんでした。
しかし、補食されたと思われる卵の殻もいくつか見つかったので油断はできません。


調査前の朝7時半頃にも観察を行いました。その結果、200〜300羽のコアジサシがいました。
朝はカラスが2羽営巣地に入り込みましたがコアジサシの激しいモビングによって追い返されていました。

コアジサシは地面に座り込んだり羽繕いしたり、求愛給餌や交尾したりとさまざまな様子を観察することができました。
まだまだこれからも新しい営巣を見ることができそうです!


Shimizu