6月15日(土)森ヶ崎水再生センター東施設屋上コアジサシ営巣地に於いて、
世界アルバトロスデー&シーバードウィーク(以下WAD&SWと表記します。)2024イベント2エクスカーションコアジサシ観察ツアーを開催いたしました。
ご参加の皆さまに昭和島駅東口森ヶ崎水再生センター職員通用口内にお集まりいただきました。
梅雨時とは思えない晴天で、日差しも強いので受付は日陰で行いました。
受付を済ませた皆さまには日陰で待機していただきました。
時間になり参加者の皆さまがお揃いになられたところで、スロープを上がって屋上営巣地にご案内しました。
屋上営巣地の成り立ちなどご説明しながら、途中屋上トイレのご案内をして屋上外周通路を左周りに歩きました。
観察小屋前の屋上営巣地側の通路でイワツバメが再営巣のために巣の補修用の泥を集めていました。
都心部は舗装が進み土の地面が少なくなっているので、巣材集めは大変だと思いますが、建物屋上に生えた草の根元にわずかに溜まった土を利用して、厳しい環境に生きるイワツバメのたくましさを感じることが出来たのではないでしょうか?
屋根の庇に営巣しているイワツバメが巣を補修する様子や巣から顔を出す可愛いヒナの様子もご覧いただきました。
屋上営巣地で営巣しているコチドリとシロチドリも見ていただくことが出来ました。
前週の営巣調査でコアジサシの営巣が7巣確認されていましたので、抱卵している姿をご覧いただけるかと期待していましたが、どうやら卵を捕食されてしまったようで、残念ながらコアジサシの姿はありませんでした。
終了時間が近づいて屋上営巣地の入口スロープに向かって移動を始めた時に、青空から「キリッ、キリッ」とコアジサシの声が聴こえて屋上営巣地上空をコアジサシが飛ぶ姿をご参加の皆さまにご覧いただくことが出来、ホッと胸をなでおろしました。
ご参加の皆さまに記念品を差し上げ、リトルターン・プロジェクト(以下LTPと表記します。)グッズをお買い上げいただきました。
最後に新田LTP副代表から皆さまにご挨拶差し上げて、WAD&SWエクスカーションコアジサシ観察ツアーを終了しました。
ご参加いただきありがとうございました。機会がありましたらLTPイベントにぜひお出かけください。
よろしくお願いいたします。
エクスカーションコアジサシ観察ツアー終了後、希望者を東京港野鳥公園までご案内しました。
ネイチャーセンター1階で開催中のWAD&SW2024 event 1. 写真・資料・ポスター展示をご覧いただきました。
会場には長年鳥島でオキノタユウ保護活動を続けられた長谷川博東邦大学名誉教授が在廊されてらっしゃり、ご参加の皆さまに丁寧にご説明いただきました。
長谷川博先生から直接オキノタユウのお話を聴くことが出来る貴重な体験になったのではないでしょうか?
同イベントは7月7日(日)まで開催中です。
今週の21日(金)まで長谷川博先生が会場にいらっしゃいます。
LTP WAD&SW担当