11月5日(土)、6日(日)珍しく二日間ともお天気に恵まれ、我孫子駅前けやき広場と手賀沼公園、アビスタを会場にジャパンバードフェスティバル(以下JBF)が開かれました。
コロナの影響もあり3年ぶりの会場での対面開催になり、多くの方が日本最大の鳥のお祭りを楽しまれたようです。
NPO法人リトルターン・プロジェクト(以下LTP)では、コアジサシのデコイでいつも大変お世話になっている内山春雄先生とNPO法人かしわ環境ステーション(以下KKS)さまと協同で、アビスタ会場の2階、第2学習室と学習室前のギャラリーエトセトラに於いて、「バードカービングの技術を生かしての社会貢献」の中で、デコイを使ったコアジサシ保護活動ということで、LTPのことコアジサシのことをご紹介させていただきました。
手賀沼公園会場は大勢の人でにぎわいました。
ご来場のお客さま、JBF出展関係者、スタッフの皆さまも3年ぶりの対面での開催を楽しまれていました。
イベントには日本中から参加されていましたので、年に一度だけお会いできる大切な場でもありました。久しぶりの再会を果たされた方も多かったのではないかと想像しています。
おかげさまで、LTPブースにも多くの方がお見えになりました。
LTPのイベントや営巣調査に参加された方も来てくださり、うれしい再会になりました。皆さん今年の営巣結果や侵入する野生生物などの天敵を気にされていらっしゃいました。コアジサシを思う気持ちは一緒だなと再確認させていただきました。いただいたご意見などを今後の活動に生かせればと思っています。とてもありがたいことです。
LTPの活動に興味をお持ちで参加してみたいとのご相談もお受けしました。
LTPではいつでも会員を募集しています。
また、最新情報はLTPブログで発信中です。ブログをチェックしていただけると嬉しいです。
LTPについて、森ヶ崎水再生センター屋上営巣地について、コアジサシについて、屋上営巣地での研究から得られた結果についてなどのパネルを展示して、熱心にご覧いただきました。
今年のシーズン中に森ヶ崎屋上営巣地で、コアジサシを呼ぶために実際に使っていたデコイも展示しました。
また、巣で抱卵中のコアジサシを再現展示していました。
今回イベントで初めてQRコードを利用してLTPホームページ、ブログや公式SNSサイトをご紹介させていただきました。
その場で読み込んでアクセスする方もいらっしゃって、スマートフォンの便利さを改めて実感しました。
LTP会報誌のこあじ冊子の最新号からバックナンバーまで、ぱたぱたコアジサシ工作キットなどをプレゼントしていました。
2日間を通して多くの方にコアジサシ募金とLTPグッズをお買い求めいただきました。集まりましたお金はコアジサシ保護活動に有効に使わせていただきます。
多くのご支援を賜り感謝申し上げます。ありがとうございました。
皆さま方のご支援とご協力でLTPの活動は成り立っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今回、初めて(公財)日本野鳥の会さまとのコラボレーション企画として、LTPブース内に野鳥の会研究誌の「Strix」販売コーナーを設けました。
お買い上げいただいた金額の一部をLTPにご寄付いただきました。ありがとうございました。
第2学習室内では内山春雄先生と生徒さんたちの素晴らしいバードカービングが展示されていました。内山春雄先生は現在、世界のヤイロチョウのバードカービングを作られています。四万十川でしょうか?子育てシーンが見事に再現された素晴らしいバードカービングも展示されていました。
すぐお隣では、KKSさまが森ヶ崎屋上営巣地で長年使って傷んだデコイ補修の最後の仕上げとして、デコイの色塗り作業を行ってくださいました。
傷んだデコイが綺麗に蘇りました。また来年、森ヶ崎屋上営巣地でコアジサシを呼んでくれると思います。
色塗り作業をお手伝いいただきましたご参加の皆さま、KKSスタッフの皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました。
とても楽しく充実したJBFの二日間が終わりました。
また、来年も我孫子のJBF会場で皆さまとお会い出来ますことを願っています。
お世話になりましたJBF実行委員会の皆さま、我孫子市役所の皆さま、JBF出展者の皆さま、ありがとうございました。また来年も皆さまと会場でお会い出来ますことを楽しみにしています。
来年も会場で対面で開催されることを願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人リトルターン・プロジェクト