千葉市の鳥としてコアジサシが制定されて、今年は30周年の記念すべき年です。
春の営巣地整備作業で大型乗用耕運機を使用して、営巣地内の除草作業を行った結果、保護区内に草が少ない場所が出来て、コアジサシが営巣を始めています。
先週の26日(金)の保護区外周からの観察結果をお知らせいたします。
コアジサシ成鳥 60羽、16巣での抱卵を確認しました。
求愛給餌や巣穴掘りや交尾をするカップルも多く観察出来ました。
今後営巣数はさらに増えると予想しています。
保護柵に近い場所での営巣もあります。保護柵ギリギリからの観察や撮影は抱卵しているコアジサシにプレッシャーを与え、最悪の場合には営巣を放棄することがあります。
観察や撮影をされる際には巣から離れて優しく見守ってあげましょう。
よろしくお願いいたします。
30周年の記念すべき年にコアジサシの子育てがうまくいくように願っています。