NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

4月30日の森ヶ崎


昭和島の石護岸にはキョウジョシギ128羽の群れとチュウシャクシギが3羽
歩道のフェンスの上からのぞき込むとズラッと並んでいました。

ひょっとしたら東京湾で一番多いかもしれません?
そして多分森ヶ崎屋上に塒入りしています。

森ヶ崎屋上には砂利の中に半分埋まってメダイチドリが塒入りしていました。
そろそろお目覚めの時間
しばらくして羽を伸ばして大きく伸びをするとどこかへ出かけて行きました。

胸をゴリゴリと押し付けて巣穴掘り中
求愛給餌や巣穴掘りのカップルを普通に見られるようになって来ました。
来週の調査で何巣確認できますか?待ち遠しいですね。

コチドリ、シロチドリはまもる君に守られて抱卵中

すき間で5卵で抱卵中のハクセキレイ
ちょっと覗くと「何?」って顔してました。

この日はKKPTでカラスの動きにも注目していたのですが、
実験区側ではほとんど動きがありませんでした。
屋上を嫌ってくれているのならうれしいのですが、ゴールデンウィークということで、
公園の大ぜいの人出が残したお弁当あさりが忙しくて屋上には来なかったというのが実情かもしれません。
コアジサシの営巣を確認したのもKKPTの確認中に偶然見つけたものです。

あれ?ウズラじゃないし本物だ!

対岸のハシブトの侵入も確認できたのですが、
卵を一つ持ち去り、あ!3巣目があったんだと・・・
M原さんとM下さんにお手伝いいただき、森ヶ崎屋上のカラス事情が徐々に解明されてきました。
今後どう発展していくのか、どういう結果をもたらすのか?
やっていてこんな面白いことはありません。
縁というものを感じずにはいられない今日この頃です。
髭面燕鷗