NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

にぎやかになって来ました!

冬の間は鳥も少なく静かな営巣地でしたが
春になってにぎやかになって来ました!!
鳥が増えて声であふれています

森ヶ崎水再生センター屋上営巣地にコアジサシの声が響き渡ります
「クリュッリ!クリュッ!」オスは小魚をくわえてメスを求愛で追いかけます
オスは少し急いてますがメスはじっくり構えているようです

コチドリは2羽で離れて鳴きかわしそろそろ営巣の予感
「ピョーイ!ピョーイ!ピピピピ」
シロチドリは2番、4羽で追いかけっこの真っ最中
どっちがどっちのオスを選ぶか考え中で営巣はしばらく先になりそうです

イワツバメは40羽ほどに増えて「ジュクジュク」言いながら飛び回っています
こちらは巣によってはもう抱卵中です
ハクセキレイは作りかけていた巣を諦めて
どこかへ作り替え
スズメが2番、イワツバメの古巣を利用して今年も営巣を始めています
春は恋の季節ウキウキしますね!
そしてはるか南からの旅の途中に森ヶ崎屋上で一休み

メダイチドリ12羽の群れが入りました
春のシギチドリの渡り第1陣です
今後はどんなシギチが入るのかこちらも目が離せません
話は変わって
昨年苦しめられたハシブトガラス
森ヶ崎屋上営巣地にやって来るのはどこのカラスか?調べています

M原さん、M下さんと昭和島内を探索
お二人が見ているのは

巣から尾羽が見えて、ハシブトメス抱卵中です
コアジサシは何もない地面で営巣しますが
天敵のハシブトガラスは高くて大きな木が必要です
コアジサシを守るのに敵を知ることも重要です
髭面燕鷗