NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

5月15日の森ヶ崎屋上営巣地

皆さま
森ヶ崎のコアジサシ飛来数が1,200羽になりました



1年ぶりのコアジサシ群舞
4月17日70羽での初認から毎週ほぼ倍増して
ついに1,000羽を超えました
この分で行くと再来週には?
さてどうなりますか?
4月29日に17巣で初卵確認から2週間あまり
営巣数は700巣になりました
そして今年も



「いやがらす煌き」が卵を守ってくれています
2011年の出会い
そして2012年の設置から今年で4年目
直ぐに慣れが発生するといわれているカラスに対して
多少の慣れはあるようですけど相変わらず効果抜群!



講習会後のお昼休みにいやがらす増設に向け支柱準備中
調査の結果を見て捕食被害のあったコロニー外側部分



営巣の増えてきた下段コンクリートガラ区画内にいやがらすを増設しました
コロニー中央部分ではいやがらすに守られて



安心してください!
抱いてますよ!
ただ心配事もあります
羽がボロボロのハヤブサが頻繁に営巣地上空に現れ
コアジサシを狙っています



幸い狩りがあまり上手くはないようで毎回手ぶらで帰っているようなのですが
侵入の度にコアジサシ達はモビングに忙しく飛び回りしばらく落ちかないので
抱卵の時間が短くなっているようです
通常3週間でヒナが孵りますが
今年は少し長くなるかもしれませんね
それでも4月29日に確認された巣が残っているので
最速次の調査でヒナが生まれる可能性もあります
楽しみですね!
髭面燕鴎