皆さま
ようやく晴れましたね
よく晴れた夜空に十五夜の月がかかっています
森ヶ崎屋上営巣地で観察していますと鳥達の面白い行動が分かって来ます
今日はその中から一つ
森ヶ崎屋上で営巣しているコチドリとシロチドリは、かなり遠いところから歩いて来て巣に入り卵を抱くことが観察から分かっています
ところが、コアジサシはというと巣の真上まで飛んで来て卵の上に飛び降りて抱卵します
少し乱暴ですよね！卵を蹴飛ばしたりヒナを踏みつけたりしている奴もいます
中には巣から少し離れて降りヨタヨタと歩いて巣を探し卵を抱きに入る個体もいますが
ほとんどの個体が真上から巣の中に降りて来ます
広い屋上の砂利と貝殻だけの営巣地でどうやって巣の場所を特定しているのでしょうか？
森ヶ崎屋上では広い営巣地をレンガで区切って区画を設定していますが
その仕切り煉瓦の脇によく巣を見つけることがあります
自然の砂浜等でも大きな石やゴミの脇などに巣を見つけることがあります
森ヶ崎ではレンガの十文字を目印に使っている可能性があります
設置しているいやがらすのブロックの脇等にも営巣します
この個体は並んでいるデコイを利用しているのかもしれませんね
ちょっと面白いと思いませんか？
髭面燕鴎
