皆さま
先日コンクリートガラ区画を白くする作業についてお知らせしましたが
今回はヒナを守るための作業についてお知らせします
昨年4年ぶりに森ヶ崎屋上で多くのコアジサシのヒナが生まれました
しかしみんながみんな無事に幼鳥まで育つことはできませんでした
カラスやチョウゲンボウ等による捕食被害が大きな原因の一つです
下段のコンクリートガラ区画には草が生えてヒナの隠れ場所がたくさんあります
草が生えるとコアジサシの営巣に影響が出るのですから皮肉なものです
ところが上段の砂利部分はどうかというと
あるのは黒いパイプシェルターとレンガが少々
草はごくわずかしか生えていません
ヒナが隠れる場所があまりにも少ないのです
そこで
下段通路に置かれている大量のレンガ
このレンガを4個組み合わせて隠れ場所のシェルターを増やしてあげようと考えています
レンガシェルターには実際にヒナから幼鳥まで入ることを確認しています
直射日光の降り注ぐ屋上ですから貴重な日陰にもなります
捕食者と太陽から守ってあげられればと思います
同様に例年行っています営巣地外周の建物縁のカラス除けの補修
水糸張作業も捕食者対策として重要な作業になると考えています
髭面燕鴎