NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

8/7第14回営巣調査結果

みなさま

8/7の営巣調査結果です。

 

コアジサシ成鳥の数>
7羽

コアジサシの巣>
新規:0巣
既存:4巣
合計:4巣(全体で)
ヒナ:4羽(全体で)

巣とヒナの数から考えると、親鳥はもう少しいそうです。
調査中は2羽しかヒナを確認できませんでしたが、終了後、観察してたらさらに2羽を確認しました。4羽の内訳は、大きめのヒナ1羽(ふ化後2週間以上)、中くらいのヒナ2羽(ふ化後1〜2週間程度)、小さいヒナ1羽(1週間以内くらい?)です。親鳥の行動などからまだ見つかっていないヒナがいそうです。

ふ化後、2週間ちょっとたった大きなヒナ。もう少しで飛べそう。

レンガ下に隠れてるヒナ

通路に出てきてヒナ

 

コチドリ成鳥の数>
2羽以上?

コチドリの巣
新規:0巣
既存:0巣
合計:0巣

 

シロチドリ成鳥の数>
0羽

シロチドリの巣
新規:0巣
既存:0巣
合計:0巣

相変わらず、チドリ類はヒナが見つかりません。今日は上の段のみの調査だったので、下の段にでも行っているのでしょうか。

代わりに?メダイチドリとムナグロが休んでいました。

メダイチドリとムナグロ

 

参加者のみなさま、お疲れ様でした。

調査風景

ヒナが隠れていないか、シェルターの中を確認しながらの調査でした。

 

調査終了後はZoomを使用して、営巣地の様子をオンライン配信しました。参加はスタッフ含め15名程度でした。ありがとうございました。

Zoom配信画面

左上は抱卵中の巣。右上はシェルターに隠れている大きめのヒナ。下は営巣地の様子。あまり動きのない映像でしたが、時々ヒナへの給餌が見られました。

 

次回の調査は8/13です。新規の巣はもうなさそうなので、既存の巣とヒナの確認の調査をする予定です。

 

8/3の東京新聞に記事が出ましたが、ハクビシンの影響が心配です。

www.tokyo-np.co.jp

 

調査リーダー