6月18日(土)曇り空の下、森ヶ崎水再生センター屋上営巣地コアジサシ観察会を行いました。
打ち合わせ、準備を終えて参加者をお迎えしました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため少人数のグループで屋上営巣地を周っていただく方法でご覧いただきました。干潟の観察は行いませんでした。
指定した時間に昭和島駅にお越しいただき、体温をチェックして、スロープを上がった受付へご案内しました。
体調チェックシートをご記入いただき、名簿の確認、色分けされた名札を受け取り指定された時間から屋上営巣地を左回りに一方通行で歩きました。
観察スポットに望遠鏡をご用意してコチドリの大きめのヒナ、シロチドリの抱卵状況、コチドリの抱卵状況を順番にご覧いただきスタッフが説明をくわえました。
リトルターン・プロジェクトの活動やコアジサシについてのパネルなどを並べてご覧いただきました。
先週の調査で確認された巣はどうやら捕食されてしまったようで、抱卵するコアジサシを見ることは出来ませんでした。
朝から7羽のコアジサシが飛ぶのを見ることが出来ました。また、巣があったであろう場所に降りたコアジサシに求愛給餌するシーンが目撃されたようでした。
コアジサシの子育ては残念ながらうまく行ってませんが、イワツバメは2回目の子育て中のようで、巣から可愛いヒナが顔を出したり、ご飯をもらっているところを見ることが出来ました。親鳥と一緒に飛ぶ子供たちも見られ屋上全体で60~70羽のイワツバメが飛んでいました。
屋上営巣地をゆっくりとご覧いただきながら一周していただき、受付で受け取った色分けされた名札を返却してお帰りいただきました。
多くのコアジサシをご覧いただくことは出来ませんでしたが、コアジサシが置かれている厳しい現状をご理解いただけたものと思っています。
参加者は49名でした。森ヶ崎水再生センター屋上営巣地へお出かけいただきありがとうございました。屋上営巣地で子育てをする鳥たちをお楽しみいただけましたでしょうか?
リトルターン・プロジェクトコアジサシ保護活動へのご寄付を賜りましたこと御礼申し上げます。
皆さまのご支援とご協力があればこそ活動を続けることが出来ます。
日々の活動状況やイベントの案内などはブログにてご報告させていただいています。ご覧いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
当日の参加スタッフ14名、大田区2名
お疲れさまでした。ありがとうございました。
ご協力いただきました東京都下水道局森ヶ崎水再生センターさまに御礼申し上げます。
環境学習部会