東三河野鳥同好会さんの講演会「コアジサシの保全に向けて」で講演してきました。
http://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/03event/2019/talk/20200113yatyoudoukoukai.html
第一部は、西三河の重鎮、高橋伸夫さんから「愛知県におけるコアジサシの変遷」についての講演でした。愛知県では、40〜50年前はコアジサシがたくさん見られたが、やはり現在は激減していること、ケリが近くにいるとカラスなどの捕食者を追い払ってくれるのでコアジサシ的には助かるが、コアジサシのヒナを食べてしまうこともあるということ、森ヶ崎と同様にチョウゲンボウの被害がひどい、ということでした。
第二部では、LTPの奴賀が「コアジサシ人工営巣地での保全活動と自然営巣地からわかること」というタイトルで、前半は森ヶ崎でのLTPの活動のこと、後半は千葉県太平洋岸のコアジサシコロニーの変遷について、講演して来ました。
東三河野鳥同好会では、今後、小学校と協力して、デコイ作成をし、コアジサシが営巣したことがある海岸にデコイを設置して誘致するそうです。うまくいって欲しいですね。
調査研究部会