NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

コアジサシの渡りルートの解明のために

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船橋三番瀬海浜公園の干潟に集まったコアジサシ

今年の夏も船橋市三番瀬干潟にコアジサシが集結しています。

1.000羽を超えるコアジサシが集まっているのですが、その中から青いフラッグ付きのコアジサシが居るのを見つけてくださった方がいらっしゃいます。

いつも谷津干潟三番瀬で鳥を見ていらっしゃる S.I さんです。撮影されたお写真をご提供いただきましたので、ブログにてお知らせいたします。

今年もリトルターン・プロジェクトでは、日本鳥類保護連盟、水鳥研究会と協同でコアジサシの渡りルートの解明のためにコアジサシGPSを付けています。GPSを付けた目印に青いフラッグを左足に、右足には環境省のメタルリングを付けています。

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青いフラッグとGPSを付けたコアジサシ

森ヶ崎屋上営巣地でGPSを付けた個体が渡りの前に三番瀬に集まり偶然目撃されました。どこをどうしているのか気になるところですからうれしい観察報告でした。

A.Iさんありがとうございました。
写真をアップにするとよりはっきりと分かります。

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アップ写真

背中のGPSGPSから伸びたアンテナがご覧いただけると思います。

もう1枚

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同一個体

左足の青いフラッグ、右足のメタルリング、翼の間にアンテナが見えると思います。
GPSは、これから越冬地までの旅を記録して、大田区の昭和島にある森ヶ崎水再生センター屋上営巣地で繁殖をした個体がどこで越冬したのかが、データを回収することによって分かります。
今大きく数を減らして絶滅が心配されているコアジサシの越冬地と中継地が分かる貴重なデータを記録してくれるGPSなのです。それらの貴重なデータを得るためには、来年再び日本に帰って来たフラッグ付きのコアジサシの目撃情報が重要になります。
来シーズンぜひフラッグに注目してコアジサシを見てください。そして、もしフラッグ付きを見つけたらぜひお知らせください。よろしくお願いいたします。
日本鳥類保護連盟のホームページの中に詳しく載っています。よろしければそちらもご覧ください。

Little Tern Research Center