NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

営巣地の状況(5月19日)、羽田空港内にも新営巣地か?

5月19日(火)、小雨が降る天候のなか、スタッフ5名で営巣地の状況を観察しました。
営巣地にはコアジサシ約20羽が時々飛来し、その一部が着陸し求愛給餌していました。
しかし抱卵行動する個体は全く見られず、先週と比べてさほどの進展が見られなかったです。
 
この日の特筆すべきは、羽田空港内の土砂を積み上げた台地で、コアジサシが営巣している(らしい)のがわかったことです。森ケ崎の鼻干潟を隔てた対岸で、距離が遠くて望遠鏡を使ってもはっきりとは見えません。求愛給餌や巣穴堀りなどをする個体がおよそ100羽弱くらいはいるようです。
この台地は今春からの新航空路の下に位置しているので、本来ならばバードストライク対策がなされたのでしょう。でも、緊急事態での大幅な減便で放置されているらしく、コアジサシの絶好の営巣場所になってしまったようです。森ケ崎営巣地で活動する私たちLTPには悔しい気持ちもありますが、この場所でも繁殖に成功できるならば、コアジサシにとっては良いことですので、今後も見守って行きたいと思います!

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最も高い台地より一段下の平坦部分に営巣しているようです。

 

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写真が不鮮明ですが、飛んでるのは全てコアジサシです。

 

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かなりにぎわっています。

 

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森ケ崎営巣地ではシロチドリのオス(左)とメス(右)が見られました。

[ こあじ写師 ]