にぎやかだったコアジサシたちの姿がほとんど見られなくなり、森ヶ崎営巣地はさみしくなりました。でも、コアジサシと入れ替わるように7月中旬ころから、旅鳥のシギ・チドリ類が渡りの途中の休息地として、森ヶ崎を利用していることがわかりました。8月8日の夕方に羽数をカウントしたところ、メダイチドリ 138羽、ムナグロ 16羽もいました。満潮の時間帯をここで過ごし、潮が引いて餌を捕る干潟が現れるのを待っているのです。コアジサシは2羽が上空を通過したのみで、これが今年の森ヶ崎での終認記録となってしまうかもしれません?
**こあじ写師**