6月9日(火)にスタッフ5名で森ケ崎営巣地と羽田空港内営巣地を観察してきました。
森ケ崎営巣地ではコアジサシ成鳥20羽弱が観察され、新たな営巣は少なくとも9巣見つかりました。
このうち上段営巣地の7巣はどれも1卵だけですが、早くも抱卵をしていました。
下段営巣地の2巣は巣の中を確認していませんが、これらも抱卵をしていました。
かなり寂しい状況ではありますが、やや復活の兆しが見られています。
このまま無事に存続すれば、幼鳥が飛べるようになるのは7月末頃でしょうか。
干潟ではコアジサシ約50羽が休息し、約30羽が採餌していました。
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羽田空港内営巣地は、京浜島つばさ公園の南西端からの観察なので、およそ600メートルの距離があり、営巣状況ははっきりとは確認できません。
コアジサシ約100羽が土砂の台地に降りたり、一斉に飛び立ったり、求愛給餌などもしていました。
あくまでも推測ですが、営巣している可能性はありそうでした。
[ こあじ写師 ]