NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

6月10日(土)第6回森ヶ崎営巣調査速報

晴れてはいましたが雲が多めなうえ強い風も吹いてそれほど暑くはなりませんでした。

20人参加、2班体制で1/2区画調査を実施しました。
ヒナがたくさん産まれていて営巣地内のあちこちでうずくまっていて、
調査で営巣地内を歩くときに細心の注意をはらいました。
また産まれたばかりのヒナに影響を与えないように短時間で調査を終えられるようにしました。


コアジサシ成鳥 650羽
同時飛翔最大確認数に変化はありませんでした。
来週あたりにコアジサシ誘致音声の再生放送を止める予定です。
コアジサシ
既存 257巣
新規 44巣
計 301巣
1/2区画調査なので、全体の見積もりでは602巣あると思われます。
ヒナ 220羽
調査区画内で巣で孵化していたものとシェルター内に隠れていたもの等の合計
1/2区画調査なので、全体では440羽ほどのヒナがいると思われます。

レンガシェルター内のヒナ

来週には飛べそうなヒナも多く見受けられました。
ハシブトガラスチョウゲンボウに捕食をされてはいますが、壊滅的な被害にはなっていません。
先週確認をした巣は830巣でしたから、多くの巣でヒナが産まれたものと思います。

屋上営巣地内はヒナで大賑わい、ちょっとしたヒナ祭りです。


コチドリ成鳥 4羽
幼鳥 1羽
既存0巣
新規0巣


シロチドリ成鳥 6羽
既存2巣
新規1巣

さらに1卵追加され、信じられない5卵での営巣になりました。
もちろん森ヶ崎屋上営巣地初記録、他の地域でもこんなことはないのではないでしょうか?
果たして全部孵化させることが出来るのか?
今後も注目していきます。
ちなみに昨年あったコアジサシの5卵営巣では、2羽のヒナしか孵化しませんでした。

パイプシェルター内に新規営巣が追加されました。


コアジサシ新規の営巣数が減り始めました。ヒナの孵化と共に既存の営巣数も減り始めています。
今シーズンのピークは過ぎたようです。
しかしまだ求愛給餌をしているカップルもいますので、
おそらくは他の地域での繁殖に失敗をしたコアジサシが入って来ているものと思われます。
最初の巣立ちは7月1日(土)頃でしょうか?
今年は何羽巣立つことが出来るのか楽しみですね!!
頑張れ!コアジサシ!!
調査研究部会リーダー代行