5/16の営巣調査結果です。
<コアジサシ成鳥の数>
8羽
<コチドリ成鳥の数>
4羽
まだ巣は確認できていません。。。
営巣地の池にキアシシギが来ていました。
よろしくお願いいたします。
調査リーダー
みなさま
LTPスタッフ数名で、今期初の営巣調査を行いました。
が、コアジサシは10羽弱が上空を飛んでいて、時々、上段営巣地のデコイ付近に降りる程度で、まだ営巣はしていませんでした。ちょっと数が少ないですね。。。他の営巣地に行っているのでしょうか。
今回は上段営巣地の外からの観察と、コチドリが営巣していそうな下段営巣地の調査を行いましたが、巣は確認できませんでした。
しかし、コアジサシ、コチドリともに巣を作る行動が見られました。コチドリは交尾もしていました。順調にいけば来週には営巣してくれていることでしょう。
コチドリの巣穴掘り動画(53秒)。
オスが胸を押し付けたり、足でかいたりして巣穴を掘った後、メスが確認にやってきます。
コチドリの交尾動画(28秒)。
オスがメスの上に乗り、しばらくして交尾しました。
調査リーダー
昨年、東京湾内最大のコアジサシ繁殖地になった千葉市の人工海浜の検見川浜に、
今年も千葉市環境保全課さんとM輪さん、ボランティアの皆さんと協力して保護柵設置作業を行いました。
この日の検見川浜では最大18羽のコアジサシが確認され、中には小魚をくわえて求愛飛行をするペアも見られました。
重い鉄杭を運び、ハンマーで打ち込み、ロープを張り巡らして人止め柵を作りコアジサシ保護区を設置しました。
保護柵と共に看板を設置して、コアジサシ保護事業への理解を求めています。
コアジサシの営巣が始まりましたら、近づきすぎないように少し離れて優しく見守っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
この日は保護区内でムナグロとコチドリも確認できました。
NPO法人リトルターン・プロジェクト
千葉県支部
皆様
先日は屋上営巣地整備作業にご協力いただき誠に有難う御座いました。
昨年はほぼ出来ていなかった草むしりですが、今年は上段営巣地の草むしりを行うことが出来ました。
中でも池回りに生えていた草が多かったのですが、池の復活のための下準備としてきれいにする事ができました。
ありがとうございました。
18日にスタッフで池の改修作業を行い屋上営巣地に新たな水場が復活しました。
天気が良く、営巣地上空にコアジサシ10羽を確認出来て幸先良い作業日になりました。
池予定地の小石を掃き、ビニールシートに穴が開かない様に掃除をするところからスタート。
10M×10M、1区画全面にビニールシートを張りました。
ロール状になっているビニールシートのロールひと巻きは50Mで約24Kg!
防水用のシリコンシーラントでビニールシートを接着しながら進めていきます。
屋上コンクリート面に小石があると穴が開いてしまうので小さな小石を取り除きながらビニールシートを張り進めました。
シリコンシーラントはコーキングガンに入れて打つのですが、グリップを握り続けないとシリコンが出ないので、作業を続けていると握力がどんどん無くなっていきましたが、若いスタッフ中心にシリコンシーラントを打ちビニールシートを接着して行きました。
お昼休憩をはさみ夕方前には作業完了!水を入れ始めました。
数年前、池でお腹を濡らすコアジサシを見ました。
卵の温度が上がり過ぎないように、親はお腹を濡らして気化熱で卵を冷やしていました。
巣の近くに水場があれば、親鳥が巣から離れている時間が短くなり、カラスなど捕食者が狙う隙を最小限に出来ます。
今年こそはコアジサシの繁殖が上手くいくことを願っています。
保護整備部会リーダー