LTPスタッフ3名で、5/25(水) に営巣地に入りました。
5/21(土)の営巣調査で確認されていたコアジサシの5巣は、残念ながらカラス類に襲われてしまったようです。しかし営巣地にはおよそ20羽ほどの成鳥が繰り返し飛来して、新たな営巣場所を探しているようでした。かなり活気に満ちていて、今後の営巣が期待されました。1組のペアが熱心に巣作りしていた場所を夕方見たところ、卵が1つある巣が確認されました。全ての卵を産み終わるまでは、抱卵はしないので、卵はしばらく放ったらかしです。
また、シロチドリのペアが5/21に観察されていましたが、5/25にようやくその営巣が確認されました。巣の卵は2つで、親鳥が抱卵や強い陽射しを避ける行動をしていました。シロチドリは絶滅危惧種ランクがコアジサシと同等で、昨年は営巣も生息も全く確認されず心配されていました。2年ぶりのシロチドリの営巣、無事に巣立ちまで育って欲しいものです。
<こあじ写師>