NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

コアジサシ営巣調査注意事項

皆さま
1回目の調査講習会に大勢ご参加いただきまして
ありがとうございました。
2回目の調査講習会はまだまだ募集中です。
詳細はこちらをご覧ください:http://d.hatena.ne.jp/littletern/20150507
第1回調査講習会が終わり今週末からは本番の営巣調査です。
そこで、営巣調査の注意事項について何点かお知らせいたします。
営巣調査中の写真撮影は基本的にできません。
営巣場所に長くとどまるとコアジサシの営巣活動に影響を与える可能性があります。
スタッフが記録等の為に撮影することはあります。
ただし、調査終了後に営巣地外から撮影することはできます。
この場合でも、コアジサシの営巣場所から30mほどの距離をとってください。
営巣地外周通路の建物側からお願いいたします。
営巣場所から近い場所での撮影はコアジサシの抱卵活動を阻害し営巣に悪影響を及ぼします。
営巣調査中は派手な大きなアクションをしないでください。
出来る限り静かに動きましょう。
服装についてはとくに問題ありません。
ただし、卵の数が増えて来ていますので、コアジサシのプレッシャーが高くなりモビングされることが予想されます。
コアジサシは営巣地内への侵入者に対して糞をかけて攻撃して来ます。
汚れても良い服と帽子が必需品かもしれません。
他の調査員が見つけた卵とかを見に行く時は自分の足元に注意して動きましょう。この時が一番事故が多いです。
慣れないうちはゆっくりで良いので、とにかく卵を踏まないようにしましょう。
暑さの中での調査になりますので、ドリンクをお持ちすることをおすすめします。
調査中に適宜休憩をとります。
体調によっては無理せずにスタッフに伝えて下さい。
よろしくお願いいたします。
調査研究部会