NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

近所でコアジサシを確認しました

5月19日、16:30ごろ、上池台1丁目の小池公園でコアジサシがダイビングし、あっという間に飛び去っていくのを確認しました。

この公園は以前は釣堀だったのですが、釣堀を閉鎖し、3年ほどかけて公園に改修、今年4月にオープンしたばかりの公園です。

釣堀時代はフナはもちろん、コイ、ブラックバスブルーギルなどのあまり歓迎できない魚や鳥たちのエサとなる小魚もかなりいたようなのですが、改修に当って水底にたまったヘドロを固定させるための薬品を入れたところ、魚は全て死んでしまったと聞いています。

今回のオープンにさいし、何の種類を入れたのかは知らないのですが、多分モツゴやオイカワのような小魚だと思いますが、放流したそうです。でも、通るたびに気をつけて見るのですが、私の目ではまだ、魚は観察できていません。

植物も植え、池の中には鳥が休めるような中州も作ってはあるのですが、何せできたばかりの公園ですので、植生も安定しておらず、集まってくる鳥も先日ようやくカルガモを2羽見た程度で、まだまだこれからの公園です。

こんな公園でコアジサシの姿が見られたことは、非常に嬉しいことであり、今後、この公園にどんな鳥たちが来てくれるか、楽しみにしています。

K.I.