NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

デコイ回収作業をお手伝いいただけませんか

皆さま

お世話になります。
今年の森ヶ崎屋上営巣地のコアジサシのシーズンが終わりました。
今年は前半のカラス、後半のチョウゲンボウとかなり厳しい状況でした。
コアジサシのシーズンが終わりましたので、秋のイベントに向けて保護整備部会今年度最後のイベントを開催します。
屋上営巣地でのいろいろなシーンを目撃してきたデコイたち。

昨年の回収作業の様子

11月3・4日のJBFでの色塗り体験作業に向けて、かしわ環境ステーション様で補修作業を行ってくださいます。
そのために、9月中に回収し、補修が必要なデコイをかしわ環境ステーション様に送ります。
そこでデコイたちを営巣地から回収、清掃し片付ける作業を行います。


お手伝いをしてくださる皆さまを募集いたします。

・日程

9月16日(日)9:30 集合 小雨決行

*予備日 9月23日(日)延期時も同条件で開催

・対象

小学5年生以上(中学生未満は親御さんの同伴が必要です。)

・集合場所

東京モノレール昭和島駅東口(森ヶ崎水再生センター職員通用口内)

・作業時間

9:45頃〜15:00頃予定

・作業内容

営巣地内に設置してあるデコイを回収して、水洗いをしてよく乾燥させます。
乾いたところで使えるものと補修が必要なものを分別します。
使えるものを1箱に50体づつ収納して観察小屋に片付けます。
壊れたものも数を確認して箱詰めします。

・持ち物、服装
お弁当、飲み物、汚れてもよい服装(着替える場所はあります。)
近くにコンビニ等ありませんのでお弁当をお忘れなく。


ご協力いただける方は,apply@littletern.net宛に、
氏名、年齢、連絡先電話番号をご記入の上メールでお申し込みください。


自動応答で観察会のご案内が流れますが、別途詳細をご連絡差し上げます。


森ヶ崎屋上営巣地ラストイベントになります。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

何卒よろしくお願いいたします。

*作業の性質上強い雨天の場合は中止になります。

作業中止の場合には前日の午後8時までにブログにアップいたします。

強雨天中止の場合には9月23日(日)に延期


11月3日、4日のジャパンバードフェスティバルでデコイの色塗り作業が行われます。

お時間おありでしたらこちらへもぜひお出掛けください。


保護整備部会

8月26日(日)の三番瀬


猛暑と台風のせいかコアジサシはまだ三番瀬に集まっていました。
7月中から集結して入れ替わりながら群れを作っているのかもしれませんね。



干潟と沖の牡蠣礁に群れていて全体で約1,000羽、幼鳥もごく少数ですが混じっていました。
何回も一斉に群飛び旅立ちが近いことを思わせました。
髭面燕鴎

リトルターンアートプロジェクト2018について記事が掲載されました。

バードウォッチングマガジン バーダー誌 9月号 49pに
リトルターンアートプロジェクト2018について記事が掲載されました。

リトルターンアートプロジェクト作品展をぜひご覧ください。
よろしくお願いいたします。
NPO法人リトルターン・プロジェクト
松村雅行

三番瀬

今年の夏は台風だらけで
コアジサシ達も足止めされているようです。

昨年は異常な暑さで7月中にほとんどのコアジサシが南へと旅立ちましたが、
今年も異常な暑さは同じですが、台風が次々と発生していて南への旅立ちを遅らせているようです。
船橋三番瀬突堤コアジサシ約1,000羽がまだ残っていました。

親子連れの幼鳥も見ることが出来ました。

何羽かは頭の上を飛んでお別れに来てくれました。
きっと森ヶ崎の仲間でしょうか?手を振ってお別れしました。
また来年帰って来るんだよ!
髭面燕鴎

リトルターンアートプロジェクト谷津干潟自然観察センター作品展のご案内

残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日々が続きそうです。お体ご自愛下さい。
お盆も終わり8月も残すところあと2週間となりました。
秋のご予定はもうお決まりでしょうか?秋といえば芸術の秋
過行く夏の鳥 コアジサシの画をご覧になるのはいかがでしょうか?
前回ご案内させていただいた通り、
9月2日(日)〜10月28日(日)の約2か月間にわたり
谷津干潟自然観察センターの特別展示コーナーに於いて、
「リトルターンアートプロジェクト作品展」を開催します。
谷津干潟自然観察センターのイベントプログラム夏号で紹介されました。



また、9月2日はオープニング記念スペシャコアジサシデーということで、
11時から工作ワークショップ「ぱたぱたコアジサシを作ろう」
13時30分からサイエンスカフェ「コアジサシの謎に迫る」も開催されます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
NPO法人リトルターン・プロジェクト
松村雅行

リトルターンアートプロジェクト作品展予告

昨年大好評を博したリトルターンアートプロジェクト作品展
リトルターン・プロジェクトの活動に賛同いただいた作家さん達に、
「アートの力でコアジサシを守ろう!」を合言葉に今年もお集まりいただきました。



6月9日(土)取材会の様子



6月17日(日)取材会の様子
天敵に襲われながらも健気に子育てをする様子を間近にご覧いただきました。
屋上営巣地という特殊な環境に追い詰められてしまったコアジサシの置かれている現状をご理解いただけたと思っています。

今回の取材を通してどんな作品に仕上がってくるのか楽しみで仕方ありません。
昨年はJBFとLTP報告会で作品展を開催しましたが、
今年はより多くの方にご覧いただけるように作品展を企画しました。

谷津干潟自然観察センター特別展示コーナーに於いて
「リトルターンアートプロジェクト作品展」
9月2日(日)〜10月28日(日)までの2か月間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜日休館(月曜日が祝休日の場合は次の平日)
昨年展示した作品と今年の新作、平面と立体のコアジサシ作品を一堂に展示します。

ジャパンバードフェスティバル2018in我孫子
アビスタ会場1Fストリート壁面に於いて
「リトルターンアートプロジェクト作品展」
11月3日(土)、4日(日)の2日間
3日(土)9:30〜16:00、4日(日)9:30〜15:00
今年の新作を中心に展示します。

リトルターンアートプロジェクト参加作家(五十音順,敬称略)
石山博司,伊藤 真,大田黒摩利,大室 清,筧 守,川崎以和,木部一樹,栗田健史,神戸宇孝,
いとうあさこ,座間麻美,重原美智子,たぶき正博,田村 豊,つぐみ,東郷なりさ,内藤貞夫,
長島 充,伴 義之,福原勝一,藤田信雄,富士鷹なすび,松岡 潤,三浦裕子,宮武正則,
(特別出品:岩本久則

多くの方のご来場をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、谷津干潟展オープニング記念として、
谷津干潟サイエンスカフェ「コアジサシの謎に迫る」と題して北村代表にコアジサシの話をしていただきます。
工作ワークショップ「ぱたぱたコアジサシを作ろう」も行います。
こちらへもぜひお出かけください。
NPO法人リトルターン・プロジェクト
松村雅行

コアジサシ三番瀬に集結中

7月29日(日)船橋三番瀬海浜公園干潟 大潮の干潮にコアジサシが集まっていました。
朝のうちは習志野側の一番奥の突堤の上にいましたが
潮が引くと現れた干潟に集まり始めました。

汀線の辺りにたくさんのコアジサシが降りています。その数は約2,000羽
沖の牡蠣礁にもいましたので、全体では2,500羽くらいでしょうか。


時々羽音を響かせて一斉に飛び立つ様は壮観でした。



森ヶ崎では3羽の幼鳥が巣立ちましたが、あちらこちらから届く繁殖失敗の知らせの通り、幼鳥は2,000羽の中に10羽ほどしか確認できませんでした。
昨年は7月中に旅立ちましたが今年は台風もありもう少し居てくれそうです。
今週末が見納めでしょうか?
髭面燕鴎