NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

5/21森ヶ崎営巣調査速報

みなさま
真夏の屋上営巣地でした。

午前中に先週中止になった調査講習会を実施しました。

参加者は7名

実践講習会に向けてスタッフがウズラの卵をコアジサシの営巣っぽく設置しました。

屋上営巣地の区画番号、区画内の巣の座標の読み方などの講習後、
ウズラの卵をコアジサシの卵に見立てていよいよ実践講習

卵を踏まないようにおっかなびっくり歩いて卵を探しますが、
なかなか見つけられずに

こんなアクシデントも発生してしまいました。
ウズラの卵だから許せること、本番ではこんなことの無いようにお願いいたします。
スタッフの苦心の設置もあり1度ですべてを見つけることは出来ませんでした。
その後全ての卵を見つけて緊張の実践講習を終えました。
今回はNPO法人バードリサーチのID-BIRD tryを兼ねていましたので、

M屋さんのチドリ類とアジサシ類の識別についての特別講習が開かれました。
参加者と一緒にスタッフも受講して大変勉強になりました。
M屋さんありがとうございました。
午後からは本番、22名参加で第3回屋上営巣調査を実施しました。

11名づつ2班に分かれて屋上営巣地内を歩きました。
先週雨天中止になっていましたので、新規営巣が次から次と見つかり、調査簿への記録も座標石への記入も大変忙しくなりました。
森ヶ崎屋上は軽く30℃を越えていたようで、コアジサシがお腹を濡らして卵を水で冷やす行動をしていました。
コアジサシの数が増えて来ましたので、ハヤブサの侵入も確認できました。まだ若い個体だったので、幸いにして親鳥を捕まえることは出来ませんでした。
ハヤブサの侵入でコアジサシが警戒をして飛んでいる隙を狙ってハシブトガラスの侵入もありましたが、
今年はコアジサシの営巣密度が高いようで、何回もモビングによりカラスを追い出していました。
講習会、営巣調査中にカラスによる捕食は確認できませんでした。
本日の営巣調査速報値
コアジサシ
既存4巣
新規339巣、計343巣
1/2区画調査のため、実際の見積もりでは、686巣の営巣がありそうです。
コチドリ
既存2巣
新規1巣、計3巣
シロチドリ
既存1巣
1巣は孵化したようです。
ヒナの確認は出来ませんでした。
コアジサシ成鳥
最大同時飛翔確認数450羽

営巣数からすると1,000羽を超えるコアジサシがいる可能性があります。
卵を抱いているのは1羽なので、ペアの相手は営巣地外へ出ていたのかもしれませんね。
コアジサシが順調に増えて営巣数も激増しています。
来週調査でもコアジサシ成鳥数が増えることが予想されます。
また、新規の営巣も増えることが予想されます。
来週調査へのご参加をお待ちしております。
今日は暑い中ご参加ご協力いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
調査研究部会