NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある下水処理施設「東京都下水道局森ヶ崎水再生センター」東施設の建物屋上に、東京都下水道局と大田区とNPO法人リトルターン・プロジェクトの3者で協同で整備している人工の営巣地でコアジサシの保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。

今日から8月

皆さま
夏ですね!
この時間でも外はセミの大合唱
暑さが倍増します
先週の30日土曜日の森ヶ崎の様子などを



夏場にはなかなか見ることが出来ませんが
午前中屋上営巣地からは黒い富士山が見えていました



雨が少なく日差しが強いので屋上の草は元気がありません
条件の悪い所は枯れ始めていました
この暑さに鳥もいないなぁと思っていると



遠くから声が聞こえ始め
やがて屋上上空を1羽のコアジサシが鳴きながら飛び始めました
子供を探しているのだろうけれど
小魚をくわえてはいませんでした



そのうちに幼鳥が1羽営巣地から飛び立ち2羽で飛び始めました
高く低く営巣地の上を飛び
だんだんと営巣地の外へも飛んで行くようになりました
しばらくすると疲れたのか幼鳥は営巣地に降りました



へたくそな写真でごめんなさい
草の中に白い胸からお腹が見えるはずです
幼鳥が休んでいると
親鳥がまた「さぁ飛ぶのよ」と何回も誘いに来ます
そして飛び立った幼鳥は親鳥と一緒に営巣地の外へ出て
運河の上を飛び始めました
風に向かって飛んで行き風に乗って戻って来てを繰り返しながら少しづつ遠くへ行き始めました
途中からもう1羽のコアジサシが加わって3羽で飛んでいました
勝手に親子水入らずだと思っていました
そのうちに決心がついたのか
京浜運河から首都高の上を飛び野鳥公園の前浜干潟の方へ
そしてさらに遠くへ飛んで行き見失いました
幼鳥1羽が無事に巣立って行きました
巣立ちの様子を観察できたのは初めてのことで何とも言えないものを感じました
コアジサシが完全に森ヶ崎屋上から出て行きいなくなったと思い
下段営巣地のいやがらすを片付けていると
どこからともなくコアジサシの声が聞こえてきました
見上げるとそこに割と大きめのエサをくわえたコアジサシが1羽戻っていました
ヒナなのか幼鳥なのか自分の子供を探して
鳴きながら営巣地の上をあちらへ行ったりこちらへ来たりと飛び回っていました
親子水入らずは完全な思い込みで
どうやら前浜干潟まで一緒に飛んで行き小魚を捕まえて来たようでした
やはり1羽の親が1羽のヒナの面倒を見ているようです
長い間エサをくわえたまま飛んでいましたが
最後には諦めたようです
気が付いた時には姿も声もありませんでした
森ヶ崎屋上営巣地でのコアジサシ終認になりました
長いようで短いコアジサシの夏が終わりました
髭面燕鴎