5月8日、9日と名古屋へ出張してきました。
名古屋の藤前干潟周辺でも、コアジサシの人工営巣地を整備しようという計画があり、リトルターン・プロジェクトの活動を参考にしたい、ということで、LTPの活動を紹介してきました。
8日は、コアジサシ勉強会ということで、
日本野鳥の会愛知県支部、名古屋市環境局環境企画部環境活動推進課、藤前干潟を守る会の方々等、30名ほどのみなさまに、
代表の北村からはLTPができた経緯、概要や整備作業について、
調査研究部会の奴賀からは営巣調査、東京湾や九十九里浜の営巣状況、森ケ崎で行われた研究について、
副代表の早川からはアメリカの屋上営巣について、
かなり内容盛りだくさんのお話をしてきました。
話しきれなかったところもありますが、いろいろ情報提供できたと思います。
9日は、午前中は日本野鳥の会愛知県支部の方に案内していただき、
かつてのコアジサシ営巣地や営巣地整備の候補地周辺を視察してきました。
今は駐車場となっているかつての営巣地では、
駐車場の片隅でコチドリが営巣していました。
目の前の藤前干潟ではコアジサシがちらほら飛んでいて、整備候補地上空にもコアジサシが何度も飛んできました。
候補地の一角には、すぐにも営巣してもよさそうな環境もあり、
営巣するんじゃないかと話しながら、
今後の保全や営巣地整備について話し合いました。
午後からは、稲永ビジターセンターにて
藤前干潟ふれあいトーク「渡り鳥コアジサシについて学ぶ」で
代表の北村がお話しました。
定員60名のところ63名の参加、満員御礼です。
2日間、藤前干潟を守る会、名古屋市環境局環境企画部環境活動推進課、日本野鳥の会愛知県支部の方々など、みなさまに大変お世話になりました。
愛知のコアジサシの保全のため、
コアジサシ・サンクチュアリ・ネットワークのため、
共にがんばっていきましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。
名古屋出張組