NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

明日5/7(土)の第2回調査講習会&第1回営巣調査は実施します。

みなさま

明日の第2回調査講習会(10:00集合)、第1回営巣調査(13:30集合)は予定通り実施します。

集合場所をもう一度ご確認ください。
東京モノレール昭和島駅 水再生センター側改札出口集合
必ず、東京モノレールでお越しください。

午前、午後、両方参加の方は、お弁当を持参してください。周辺にコンビニ等のお店はありません。

念の為、雨具(レインウェア)をご用意ください(明日は営巣地の中での傘の使用は禁止としたいと思います)。

欠席等の緊急連絡は、
tyousa@littletern.net
までお願いします。

よろしくお願いいたします。

4/29の第1回営巣調査講習会の様子

調査研究部会

「身近な野鳥の観察図鑑」に取材協力しました。

みなさま

ナツメ社から出版された「探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑 」(髙野丈 (著)、樋口広芳 (監修)、定価1650円(税込))に取材協力、資料提供しました。

コアジサシのページで、リトルターン・プロジェクトの活動を紹介していただきました。

探す、出あう、楽しむ 身近な野鳥の観察図鑑

この図鑑は、鳥の様々な行動や生態についての解説がコンパクトに、写真やイラスト付きでわかりやすく掲載されています。採食、休息、ねぐら、巣作り、などなど識別点以外のことも勉強になります。さらに、QRコードで、鳴き声や動画もみれます。

各地でコアジサシも飛来し始めましたし、5月は愛鳥週間(バードウィーク、5月10日から16日までの1週間)もありますし、お出かけのお供に、おすすめの図鑑です。

 

調査リーダー

4日29日(金)昭和の日 リトルターン・プロジェクトデコイ記念日

 本日、森ヶ崎水再生センター屋上営巣地に於いて、コアジサシのデコイ設置作業及び営巣調査講習会を行いました。

 ゴールデンウイーク初日、4月29日の東京は晴れの出現率が73%を超えて4月中で一番晴れやすい日でした。過去のデコイ設置作業で雨に降られたことはないので、今年のお天気は何処か異常ですね。

 スタッフ集合時点から時折「キリッキリッ」と鳴きながらコアジサシが飛んでいるのを見ることが出来ました。コアジサシは最大6羽観察出来ました。

スタッフミーティング

 リトルターン・プロジェクトの一日の始まりはスタッフミーティングから始まります。

 午前中は保護整備部会、春の整備作業最後の総仕上げコアジサシのデコイ設置作業を行いました。

保護整備部会リーダーからご挨拶

 ご参加の皆さまがお揃いになったところで、保護整備部会リーダーからご挨拶

デコイ設置作業についてご説明

代表から屋上営巣地についてご説明 上空にコアジサシ

 屋上営巣地に移動して本日の作業内容、注意事項など、初めて屋上営巣地にいらっしゃる方のために、屋上営巣地の成り立ちなどについてのレクチャーが行われました。

デコイの設置方法などについてレクチャー

 屋上営巣地内に入りデコイの設置の仕方をご説明しました。この後6班に分かれてそれぞれの受け持ち区画にデコイでコアジサシのコロニーを再現するようにデコイを並べていただきました。

デコイ設置状況

ラブラブのコロニー再現だけでなくこんなことも

デコイ文字作製中

 デコイ設置後にはスピーカーを設置しました。

コアジサシ音声再生用スピーカー設置状況

 時折ポツリと落ちて来ましたが、曇り空の下無事にデコイ設置作業を終了することが出来ました。

 ご参加の皆さまとデコイアートの前で記念撮影

マスクの下で合言葉はコ・ア・ジ・サ・シィー!

 ご参加の皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

 少し早めに午前の部を終了してお昼を食べている頃からポツリポツリと落ち始めて来ました。

 音声再生機器の故障で音声放送は出来ませんでしたが、デコイ設置後にはコアジサシが飛ぶ高さが明らかに低くなりました。今後早急に新しい再生機器を導入してコアジサシ誘致音声放送を始める予定です。

屋上営巣地の上を低く飛ぶコアジサシ

 午後の調査講習会を前にスタッフミーティング、午後の雨はだんだん強くなる予報だったので、講習会の順番を入れ替えて最初に調査実践講習会、その後資料を基にした調査講習会を行うようにしました。

 昼ご飯を食べ終えて調査講習会参加者が集まる前にスタッフで実践講習会に向けて、営巣地にウズラの卵をコアジサシの巣に見立てて並べておきました。

調査研究部会リーダーから簡単に調査についてご説明

 簡単な営巣調査についてのレクチャー後、屋上営巣地内に入り、いよいよウズラの卵を使った調査実習を行いました。
 普段の営巣調査では、雨の日に調査で人が立ち入ることにより、親鳥が卵を抱けない時間が出来てしまい、雨に濡れて卵が冷えてしまったり、営巣に影響を与える可能性があるので、外からの観察による確認になったりしますが、講習会ですので雨の中傘をさして行いました。

*小雨などで営巣調査実施時には傘の使用は厳禁です。屋上は風も強いので万が一手を離れて飛ばされた傘が卵やヒナを傷つけないとも限りません。

調査実習スタート

卵を踏まないように営巣地を本番さながら歩きました。

 営巣地に踏み出す一歩目から、足を下す位置に卵がないことを確認しながら歩きました。悲しい事故が起きないことが重要になります。たとえその日に見落としたとしても次の調査で見つかることもあります。これも実際にあることなのですが、ヒナを確認するまで卵を確認できていなかった。なんてこともあります。

 営巣調査では踏まないことが一番大切です。ですので、決められた自分の調査範囲、調査ラインを守って歩くことが重要になります。他の参加者から卵やヒナを見つけたと聞いた時につい見たくなり不用意に足を動かした時に事故が起きがちです。足を動かす前に先ず足を動かす場所に何もないことを確認することが何よりも重要になります。

視線の先にある卵が見えますか?

 講習会中に参加者が卵を見つけられた瞬間です。今回の調査講習会ご参加の皆さまは優等生ばかりでした。卵を次々と見つけられよい実習になったと思います。

 実習が終わり雨も強くなる中、次は室内に移動して営巣調査講習会が行われました。

室内に移動して調査講習会

 営巣調査の目的、内容、屋上営巣地で繁殖する鳥の卵の違いなどなど、調査講習会プリントにそって調査研究部会リーダーからご説明しました。そのあと質疑応答など行い無事に営巣調査講習会を終了しました。

 ご参加の皆さま、冷たい雨の中長時間にわたりお疲れさまでした。ありがとうございました。次回は営巣調査本番になります。不安があったり分からないことがある時には、どうぞ遠慮なく近くのスタッフにお声がけください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 2022年4月29日(金)リトルターン・プロジェクトデコイ記念日

曇りのち雨のお天気、昼前から雨が降り始めかなり強く降り、冷たい北風が強く冬のような寒さになりました。

 参加者は

デコイ設置作業 ボランティア参加者 16名、スタッフ 10名、計26名

営巣調査講習会 一般参加者 14名、スタッフ 8名、計22名 でした。

 寒い中のご参加ご協力いただきありがとうございました。

調査講習会ご参加の皆さまは雨に濡れて大変だったと思います。お風邪などひかれませんようお身体ご自愛ください。

 最後にご協力いただきました東京都下水道局森ヶ崎水再生センターさまに御礼申し上げます。新年度も変わらないご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

NPO法人リトルターン・プロジェクト

保護整備部会・調査研究部会

明日29日(金)に予定されているデコイ設置作業及び営巣調査講習会は予定通り実施します。

明日29日(金)の天気予報は曇りのち雨です。

午前中は曇り予報ですが、午後からは雨予報が出ています。

 

午前中に予定していますデコイ設置作業は予定通り行います。

ご参加予定の皆さま

明日の集合は

東京モノレール昭和島駅東口改札を出た森ヶ崎水再生センター職員通用口内に9時30分です。

遅刻や都合が悪くなり来られなくなったなどは、当日の緊急連絡先までご連絡をお願いいたします。

 

午後から予定しています営巣調査講習会も実施予定です。

講習会中に雨が降り始める可能性があります。傘など雨具のご用意をお忘れなくお願いいたします。

小雨程度であれば実技講習も含めて実施予定です。

ただし、あまりにも雨が強くなり実施不可能と判断された場合には中止になる可能性があることをお含みおきいただけると幸いです。

調査講習会集合は

東京モノレール昭和島駅東口改札を出た森ヶ崎水再生センター職員通用口内に13時30分です。

遅刻や都合が悪くなり来られなくなったなどは、当日の緊急連絡先までご連絡をお願いいたします。

 

森ヶ崎水再生センター屋上営巣地で皆さまとお会い出来ますことを楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

NPO法人リトルターン・プロジェクト

保護整備部会 調査研究部会

 

 

船橋三番瀬海浜公園にコアジサシが40羽ほど

コアジサシ大好きな皆さま

 東京湾内のコアジサシ情報をご提供いたします。

三番瀬上空を飛ぶコアジサシ

 4月24日(日)船橋三番瀬干潟に降り立つと、今にも降り出しそうな曇り空から「キリッキリッ」と懐かしいコアジサシの声が空から落ちて来ました。

見上げると少し遠くの海上を飛ぶ姿を確認できました。個人的初認になりました。

 三番瀬干潟では、3月27日(日)にコアジサシ目撃情報があり、あまりにも早いので、昨年11月に葛西西なぎさで目撃され、12月にこあじ写師さんからも報告が上っていた越冬個体なのではないかと個人的には思っているところです。

沖のネットに止まるコアジサシ

 4月24日には三番瀬全体で約40羽のコアジサシが観察出来ました。例年ですと今の時期には100羽を超えるコアジサシを確認できますので、今年は少し飛来が遅いのかもしれません。

杭の上のラブラブカップ

 小魚をくわえて2羽でにぎやかに鳴きながら求愛飛翔をするカップルも見られ、三番瀬干潟でペアと出逢い再会を果たし仲良く連れ添う2羽の姿も見ることが出来ました。三番瀬コアジサシ達の愛に満ちていました。

干潟に降りたコアジサシ

 この日は小潮であまり引かなかったのですが、潮干狩りのネットの手前の干潟に降りている個体を間近に見ることも出来ました。

 おかえり!コアジサシ!!

 今年が君たちにとってよい年になることを願っています。

髭面燕鷗

森ヶ崎水再生センター屋上営巣地の24日

皆様

 

4月24日(日)の森ヶ崎水再生センター屋上営巣地上空にはコアジサシが5羽来ていました。

先週より低く飛んでいましたので29日にデコイを置いたら降りて来てくれるのではないかと思います。

エサを咥えてペアで飛んでいましたので受け取って営巣始めてくれると嬉しいです。

受け取ってくれるのでしょうか

先週より低く飛んでいます。

イワツバメも多く下段で巣材の泥を咥えていました。

編隊飛行みたいです

コチドリも多く同時に7羽確認しました。

この4羽がずっとつるんでいました。他に3羽がそれぞれ単独で行動していました。

ムナグロは最初6羽でしたが、9羽いました。

4羽だけ急に飛んでまた戻って来ました。

他のエリアでもコアジサシの確認情報が多くなってきました。

今年も繁殖が上手くいくと良いですね。

 

百貫鰺刺

4月18日葛西海浜公園にコアジサシ約20羽が飛来!

4月18日昼過ぎに葛西海浜公園の東なぎさ沖で採餌するコアジサシの群れを観察しました。

その後に潮が満ちてきて、西なぎさ沖に立ち並ぶ竹杭付近でおよそ20羽が確認されました。

ほとんどの個体は竹杭の上で休息していましたが、1〜2羽は新たに整備された営巣場所を偵察し着地しようとしていました。葛西でのコアジサシの繁殖が成功することを願います。

東京湾の葛西まで渡って来ました。

西なぎさ沖に立つ竹杭に止まって休息しています。

<こあじ写師>