NPO法人リトルターン・プロジェクト

東京都大田区昭和島にある都下水道局森ヶ崎水再生センター施設屋上に、東京都、大田区、NPO法人リトルターン・プロジェクトの3者協同で整備している人工営巣地でコアジサシ保護活動を行っています。活動の様子などをご覧ください。記事上の画像、図式などの無断使用をお断りします。

今年度の活動方針

みなさま


新型コロナウィルスが猛威を振るっており、多くのみなさまが不便な日常を過ごしていることと思います。

リトルターン・プロジェクトとしましてもこのような事態の中で、コアジサシのためにどのように活動をおこなっていくべきか、話し合いを続けてきました。

その結果、本年度に関しましては以下のような方針で活動をすることといたしました。

 

当面の間、

・必要な作業はLTPスタッフのみでおこないます。

・ボランティアさんや一般参加者を募集する活動(調査・整備など)を控えます。

・スタッフで活動する際にも、少人数での活動とし、十分に距離を取る、公共交通機関

を使わないなどの対策をとります。


大田区のイベント自粛方針を踏まえ

・本年度の観察会については開催いたしません。

 

観察会、営巣調査などを毎年楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ありませんが、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための措置だと、ご理解をいただければ幸いです。

また、コアジサシの様子を気にかけてらっしゃる方も多いと思いますので、ブログでは引き続き、スタッフが作業に行った際の写真などを提供できればと考えています。

 

また今後、コロナウィルスが収束し通常通りの活動が再開できるようになりましたら、改めてご報告いたしたいと思います。

今後ともリトルターン・プロジェクトをよろしくお願い申し上げます。

 

LTP代表 北村 亘

コアジサシ飛来速報!!

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午後から地先に向かって、自転車を漕ぎました。猛烈な風のなか、内川河口「ふるさとの浜辺」周辺ではコアジサシを見る事が出来ませんでした。

森ヶ崎水再生センター東門付近の運河で4羽のコアジサシが採餌、飛翔している姿を確認。

森ヶ崎水再生センター、屋上営巣地上空を見ると12羽のコアジサシが飛翔しているのを確認しました。(14:30)

さらに京浜島緑道に入り、森ヶ崎の鼻干潟のあちこちで数十羽のコアジサシが採餌、飛翔している姿を確認できました。(15:00)

〇運河付近の干潟でチュウシャクシギ6羽、キョウジョシギ7羽も確認できました。

コアジサシがやって来た!

本日(4月19日)、LTPのスタッフ数名でコアジサシの飛来を確認しました。11時少し過ぎに4羽が営巣地の上空に飛来し、様子をうかがうように一回りして行きました。一瞬のことだったので、写真はあまり良くないですが、今シーズンの初撮りです。また森ケ崎の鼻干潟では午後2時半頃に2羽が採餌しているのを観察しました。

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営巣地上空を飛翔。

 

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森ケ崎の鼻干潟で採餌。

 

<こあじ写師>

コアジサシ初認

本日森ヶ崎水再生センター屋上営巣地に入ったスタッフから

屋上営巣地上空を飛ぶコアジサシの声を聴いたと報告がありました。

干潟方向を飛ぶ3羽のコアジサシを確認した。とのことです。

今年も森ヶ崎水再生センター屋上営巣地に帰って来てくれたようです。

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コアジサシ初認イメージ *過去の撮影です。

NPO法人リトルターン・プロジェクト

3月28日(土)、29日(日)に予定している森ヶ崎水再生センター屋上営巣地整備作業は中止になりました。

 新型コロナウイルスは世界中で感染拡大し非常に大きな影響を与えています。

日本国内においても感染が拡大し、非常に大きな影響が出ています。

 春の森ヶ崎屋上営巣地整備作業にお申込みいただき楽しみにされていらっしゃる皆さまには大変申し訳ないのですが、現在の状況下において整備作業中止の判断をせざるを得ませんでした。

 何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 今年の整備作業は中止になりましたが、コアジサシの保護活動は変わらず継続していきます。コロナウイルスの影響がどこまで続くのか不透明ではありますが、来年以降の森ヶ崎屋上営巣地整備作業は実施予定で考えています。
 その時にはまた、皆さまの変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

※新型コロナウィルスの影響はあっても、今年もコアジサシは変わらず飛来するものと思っています。そこで、必要最低限の整備作業をスタッフと関係者のみで行う予定で考えています。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

NPO法人リトルターン・プロジェクト

保護整備部会

 

新型コロナウィルスに対する整備作業の開催方針

みなさま

 

新型コロナウィルスが蔓延しており、多くのみなさまが不安な日々を過ごしていることと思います。

 

リトルターン・プロジェクトでは3月28日と29日にコアジサシ屋上営巣地の整備作業を企画して、ボランティアを募集しております。各所で様々なイベントが中止や延期をしておりますが、当会では現時点(2/27)での開催中止の判断はせず、3月の中旬ごろを目途に改めて実施の可否を判断することとしました。

その理由として、昨日(2/27)発表された政府方針は今後2週間のイベント自粛としており、東京都の対策方針も3月15日までを対象としているため、それ以降に関しては現状では判断がつきにくいことと、大田区では3月一杯の主催イベントを中止しておりますが、今回は共催イベントであるため現時点では中止の要請を受けていないことがあります。

新型コロナウィルスに関する状況は刻一刻と変化すると考えられますので、もうしばらく状況を注視しながら改めて判断しようと考えています。

このため、どんなに遅くとも3月15日ころを目途に開催の可否を再度判断し、みなさまにお知らせしようと考えています。それ以前に各所の対応方針などに変化がありましたらその際にまた再度のお知らせをブログでさせていただければと思います。

また、開催をする際には万全の対策をすることをお約束し、十分な対策が取れない場合にも開催を中止または延期することにいたします。

引き続き、ボランティアの募集はいたしますが、中止または延期になる可能性があることをご了承いただければと思います。また、可愛いコアジサシのためではありますが、みなさまにおかれましても無理な参加はなさらないようお願い申し上げます。

 

関連リンク:

イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ

都主催イベントの取扱いについて|その他の情報|東京都政策企画局

大田区ホームページ:新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴うイベント等の中止情報

 

 

リトルターン・プロジェクト代表 北村亘

Young探鳥会交流会で講演

2/19、日本野鳥の会東京の事務所で行われた、Young探鳥会交流会で、LTPの活動についてのお話をしてきました。

【講師】
佐々木太毅/LTP調査研究部会サブリーダー

【タイトル】
絶滅危惧種を守る作業をしようぜ!】コアジサシの現状【繁殖地整備】

 

https://www.facebook.com/events/1123500827994987/

 

講演の後の質疑もたくさん出て、みなさん興味を持っていただけたようです。

整備作業や営巣調査にも参加していただければ嬉しいです。

 

調査研究部会